軽いタバコのウソ

健康に少しでも配慮して軽いタバコに変えている人も多いようです。でも実は軽いタバコほど健康に悪いって知っていましたか?ニコチンが多いタバコ、普通のタバコ、少ないタバコを吸った場合の、血中一酸化炭素濃度を比較したデータがあります。その結果は、ニコチンが少ないほど、一酸化炭素濃度は高くなっていたのです。なぜこうなるかというと、ニコチンの満足する血中濃度は人によって決まっているので軽いタバコだと深く吸ってしまったり、本数が増えたりするためだそうです。深く吸うと肺の奥にまでタールが届くので、これまで肺がんが少なかった部分のがんも増えているようです。ヨーロッパでは健康の害が少ないと誤解されるので「ライト」や「マイルド」という名前が禁止されたほどです。

監修:山岡雅顕先生

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