ICカード式自販機
2005/10/28
2008年中に全国62万台のタバコ自販機をICカード式にするという。JTなどは「成人識別機能付き自販機」と言っているが、実際は先行実験した種子島でも高校生が親のICカードで自販機からタバコを買っており、決して成人を識別していない。結局、タバコ自販機で子どもにタバコを売っているという国際的な非難をかわすためだけの小手先の対策だろう。あわよくば、喫煙者の情報を集めて消費が冷え込む一方の喫煙率減少に歯止めを掛ける策を立てたいというもくろみが見えるようだ。早くも、この機に乗じて23時以降の自販機販売自主規制を撤廃する声も出始めた。再び、24時間子どもにもタバコ売り放題となる。そもそも酒も含めて、年齢制限があるような商品を自販機で売ること自体が世界の常識からずれている。自販機は全面撤廃しか正しい方策はない。
コメントする
コメント
<山岡雅顕>
2005/10/31
サンボンさん
警察庁の青少年保護対策室長の発言を知っておられるとは、御見それしました。本当に、環境にも優しくない自販機は早く撤去して欲しいものです。
<サンボン>
2005/10/29
同感です。カード式自動販売機は、新たな少年非行の温床になりかねません。警察庁の青少年保護対策室長も、対面販売に比べ十分とは言えず、少年保護のために、大人は多少の不便を甘受すべきであり、カード式如何に関わらず自動販売機は撤去されるべき、と発言しています。


Blogトップ
Top