タバコとダイオキシン
2006/07/27
本日付の読売新聞ニュースに「ダイオキシン類似物質 たばこの煙に“たっぷり”」という記事が載った。
実は、タバコ煙にダイオキシンが含まれているという報告は1990年になされていて、厚労省のホームページにも掲載されている。
http://www.health-net.or.jp/tobacco/21c_tobacco/1st/23.html
その濃度も相当高く、ごみ焼却場のダイオキシン濃度と比較しても3~18倍という高濃度である。「個人曝露においてもダイオキシン類の平均的な1日摂取量の相当部分を占める」ことがわかっている。
だが、ほとんどのメディアでは今回も報道されないだろう。タバコからどんな毒物が検出されても問題にされないことがいかにおかしなことか、大多数の国民が気づかなければこの国は変われないだろう。
タバコ煙からはポロニウム210などの放射性物質も検出されている。肺癌のひとつの原因とも言われているが、これもほとんどの人は知らないだろう。
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