定時制高校
2006/11/11
最近、たくさんの定時制高校で講演しています。
定時制高校の生徒たちは、半数前後が喫煙者です。
そして、定時制高校の生徒たちは、既に「良い子」でいる必要がありません。
だから、とてもシビアです。ちょっと気合を抜いたり、退屈な話をしたりすると、すぐに、そっぽを向きます。
だからこそ、90分の話しを引き付けることができたとき、すごく、達成感があります。
講演が終わった後に、生徒がタバコを止めたいと相談にきたら、うれしいです。
彼らは、「良い子」でいる必要がありませんから、とても正直で素直です。そして、家庭環境など、苦労しています。
先日、講演が終わってから、番長格だという25歳の女性が、タバコを止めたいと相談に来てくれました。若い頃は、シンナーも覚せい剤もやっていたと言っていました。
立ち直ろうと決心して、定時制高校に通うようになったそうです。
そして、私の話しに、とても共感したと、本当は止めたいのだと言っていました。
私は、とても興奮しました。
定時制高校で講演することは、とても勉強になります。
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コメント
<サンボン>
2006/11/15
りゅさん、コメントありがとうございます。最近、親にまともに取り合ってもらえない子どもたちが多いような気がします。親が、建前ばかりのスローガンで子どもに接しているのです。公共広告機構に、「命は大切だ」ではなくて「あなたが大切だ」と言ってほしいと若者がつぶやくCMがありました。「良い子にしてなさい」「勉強しなさい」とても表面的なコミュニケーションです。多くの人が、本気で他人に向き合うことをしなくなってしまいました。喫煙する子どもたちに接していると、彼らは大人に飢えていると感じます。お父様のこと、うまく行くと良いですね。
<りゅ>
2006/11/14
お久しぶりです。

サンボンさんが真剣だからこそ、真剣な答えが返ってくるのでしょう!
僕も親父に真剣に向かい合おうと思います。


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